- はじめに
- 遺言書の種類
- 公正証書遺言の作成
遺言書の書き方|基本の形
遺言書の 基本形式 は以下のようになります。
※作成例として、全財産を配偶者に相続させるという、一番簡単なパターンを示します。
作成にあたっての注意点
① タイトル | タイトルは無くても無効とはなりませんが、遺言書であることをはっきりとさせるためにも、タイトルを「遺言書」とします。 |
② 生年月日 |
人の名前のあとには、生年月日を入れるようにします。 同姓同名の人がいる場合などのトラブル防止になります。 |
③ 相続させる |
法定相続人に対しては「相続させる」と書きます。 「継がせる」「譲る」「与える」とすると、贈与となってしまいます。 (法定相続人でない場合には、「遺贈する」と書きます。) |
④ 作成年月日 |
作成年月日をはっきりと特定できる形で記入します。 「平成○○年○月吉日」などとしないようにします。 |
⑤ 署名・押印 |
印鑑は認印でも大丈夫ですが、なるべく実印で押印するようにします。 実印で押印し、印鑑登録証明書を同封することにより、家庭裁判所での検認手続きがスムーズになります。 |
※人の名前・住所などについては、戸籍謄本・住民票に記載の通りに記載するのが原則です。